第86回優駿牝馬(オークス)GⅠ
- 開催日: 2025年5月25日(日曜)
- 開催回: 2回東京10日
- 発走時刻: 15時40分
- 距離: 2,400メートル(芝・左)
レース傾向分析
東京芝2400mは直線が長く、末脚の持続力が問われる舞台。スロー~ミドルペースからのロングスパート戦になりやすく、好位から末脚を繰り出せる馬が有利。スタミナ、血統的持続力、東京適性が重要。例年、桜花賞組と別路線組の力関係にも注目。
軸馬先生の本命馬
印 | 馬情報 | スコア | 短評 |
---|---|---|---|
◎ | (9) エンブロイダリー | 97.2 | 桜花賞の上がり34.0秒は秀逸で、東京2400mの持続力戦にも高い適性を示す。母父クロフネ×アドマイヤマーズの配合が良馬場の東京で冴える。ルメール騎手とのコンビで東京芝2400mの勝率・回収率はトップクラス。 |
エンブロイダリーは重賞3連勝中で完成度の高さが際立つ。前走内容から距離延長にも十分対応可能で、東京巧者のルメール騎手騎乗も追い風。ペースが上がっても差し届く持続力が強み。
注目馬
印 | 馬情報 | スコア | 短評 |
---|---|---|---|
◯ | (1) アルマヴェローチェ | 95.3 | 桜花賞2着の実績に加え、父ハービンジャーは東京2400mに強い血統背景。内枠からロスなく立ち回ればチャンス。 |
▲ | (5) リンクスティップ | 93.6 | 桜花賞3着からの巻き返し。中距離経験も豊富でスタミナ型キタサンブラック産駒の東京替わりはプラス。 |
△ | (18) エリカエクスプレス | 92.9 | 桜花賞は5着だが、フェアリーSの勝ちっぷりや母父Galileoの欧州スタミナ血統はこの舞台に向く。 |
☆ | (15) カムニャック | 91.4 | フローラSを好時計で快勝。ラスト3F33.4秒は破格で、展開嵌れば一発ある。 |
穴馬先生の厳選馬
馬情報 | 短評 |
---|---|
(10) タイセイプランセス | フローラSで上がり33.0秒の鬼脚を披露。小柄な馬体でも東京の長い直線で爆発力を発揮。人気薄だが、末脚特化の展開なら波乱演出の主役も。 |
消し馬診断
馬情報 | 理由 |
---|---|
(2) レーヴドロペラ | GⅠ・重賞での成績が振るわず、東京2400mでの持続力勝負にも向かない血統。末脚の質も平凡で今回は厳しい。 |
展開予想
スタート直後は外の馬がじわっと出してくるが、明確な逃げ馬はおらず、スローペース濃厚。向正面で折り合いに苦しむ馬が出る一方、好位〜中団の差し馬が直線で進出。最終コーナーから直線の長さを活かして差し・好位差しが台頭。
恩恵を受ける馬:エンブロイダリー(中団差し脚質)、アルマヴェローチェ(イン差し)
不利になりそうな馬:後方一気型の馬(例:レーヴドロペラ、ウィルサヴァイブ)