- 開催日: 2025年12月7日(日曜)
- 開催回: 5回中山2日
- 発走時刻: 10時55分
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距離: 1800メートル(ダート・右)
レース傾向分析
中山ダ1800mはスタート直後に急坂を上って1コーナーに入るコース形態で、先行力とコーナーワークが重要な舞台。ダート中距離らしく持久力とパワーが問われ、特に2歳戦では序盤から流れに乗れるダート血統の先行タイプが有利になりやすい。砂を被ると嫌がる馬も多く、外目からスムーズに運べる馬や、ブリンカー装着の集中力の高いタイプの一変にも注意が必要な新馬戦。
軸馬先生の本命馬
印 馬情報 スコア 短評 ◎ 10 マルガイアメリカンサクラ 94.3 Liam's Map産駒で、米国型ダート路線のスピードとパワーを色濃く受け継いだ配合。母系もHarlan's Holidayとダート中距離で信頼の高い血統で、1800mダートはまさに適条件と評価できる。矢作厩舎がわざわざ関西から中山のダート新馬に送り込むローテーションからも期待値は高く、仕上げの早さと実戦向きのタイプが多い厩舎傾向も追い風。パワーの要る中山ダートで先行〜好位抜け出しの形が描きやすく、新馬戦でも軸として最も信頼したい存在。 本命には、強い米ダート血統に加えて矢作厩舎×菅原明良騎手という勝負気配の高い組み合わせ、ダート中距離向きの馬格とパワーを活かせる条件が揃った10番マルガイアメリカンサクラを選定。外目の枠からスムーズに先行しやすい並びで、展開・血統・厩舎パターンの三拍子が揃った点を高評価。
注目馬
印 馬情報 スコア 短評 ◯ 5 ジュワネング 92.1 Gun Runner×Speightstown系の超一流米ダート血統で、ダート1800m新馬としては配合面で最上位評価。ノーザンファーム×サンデーレーシング×栗田厩舎の組み合わせは仕上がりとレースセンスに優れた馬を送り出すパターンで、牝馬ながらもパワー型のカリフォルニア血統に対抗し得る存在。好位差しの形で砂を苦にしなければ、いきなりの勝ち負けまで視野。 ▲ 8 バッハ 89.4 ホッコータルマエ×クロフネというダート中距離向きの重厚な配合に加え、新馬からブリンカー着用で集中力を高めてくる点が魅力。中舘厩舎はダート戦での攻めの調整が得意で、横山武史騎手とのコンビは前付けからしぶとく粘り込むレースぶりが期待できる。スタートさえ決まれば、前々で運んで本命・対抗に迫るシーンも十分想定できる一頭。 △ 12 ユアフェリシティ 86.7 ルヴァンスレーヴ産駒で、父同様にダート中距離でパワフルな末脚を発揮しやすい血統構成。母系に欧州血統エリシオを持つことでスタミナ面の裏付けもあり、少しタフな流れになった方が良さが出るタイプと予想される。実戦に行ってエンジンのかかりは遅い可能性もあるが、長く脚を使える展開になれば浮上があっていい。 ☆ 2 タニセンローマ 84.9 シャンハイボビー×シンボリクリスエスとこちらもダート色の濃い中距離配合。斎藤誠厩舎はダート中距離新馬での仕上げが良いケースが多く、T.マーカンド騎手の積極的な騎乗も期待できる材料。先行力を活かしてロスなく運べれば、初戦から馬券圏内を狙えるだけの素地を秘める。ペースが落ち着けば粘り込みのシーンも。 13データベース詳細診断
🎯 波乱度指数:74(高い)
- 全馬新馬戦で実績比較ができず、血統・厩舎・調教パターン・馬具情報が判断材料の中心となるため不確定要素が多い構成。
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米国型パワー血統やブリンカー着用馬、中距離型スタミナ血統など一発要素を複数含み、人気の偏り次第では上位人気総崩れもあり得るレースと見て波乱度は高め評価。
🏇 穴馬激走シグナル
- 該当馬:4番コパノミラノ、6番プリンセスダーコ
- 根拠:4番はコパノリッキー産駒でダート1800m適性の高い父に、母父エイシンフラッシュのスタミナが加わる配合。中山ダートでの先行粘り込みに合致する血統パターンで、人気薄濃厚ながら展開ひとつで激走条件。6番プリンセスダーコはマクフィ産駒でダートでも堅実に走るタイプが多く、2kg減の△長浜騎手起用による実質負担減は新馬戦では侮れない。前受けから軽量を活かせれば一発可能なシグナル。
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激走確率:約27%(ダート新馬戦における「ダート専用種牡馬+軽斤量/馬具効果」パターンの過去データに基づく目安)
🧬 血統×馬場相性TOP3
- 5番:Gun Runner×Speightstown系×中山ダ1800m=95点
米国トップレベルのダート路線血統が組み合わさり、パワーと持久力のバランスに優れた配合。やや時計のかかる砂質の中山で真価を発揮しやすい。
- 10番:Liam's Map×Harlan's Holiday系×中山ダ1800m=93点
こちらも米国型ダート中距離血統で、先行して長く脚を使えるタイプが多い系統。スタートから流れやすい中山ダートとの相性が良い。
- 8番:ホッコータルマエ×クロフネ×中山ダート=91点
父は地方・中央問わずダート中距離で高い安定感を誇り、母父クロフネのパワーも加わることでタフな砂への対応力が高い配合。時計のかかる消耗戦になった際に強みが出る。
🎪 調教師パターン該当
- 5番:Gun Runner×Speightstown系×中山ダ1800m=95点
- 10番マルガイアメリカンサクラ(矢作芳人厩舎):栗東所属ながら関東遠征のダート新馬に強く、米国血統のマル外を積極的に使い出して初戦から勝ち切るパターンが多い厩舎。今回はまさにその好例。
- 5番ジュワネング(栗田徹厩舎):ノーザンファーム×サンデーレーシングのダート中距離新馬で、じっくり乗り込みから初戦から動ける仕上げを施すパターンに合致。
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8番バッハ(中舘英二厩舎):ダート新馬でのブリンカー着用は厩舎の仕掛けパターンの一つで、集中力を高めていきなり好走するケースが多い組み合わせ。
穴馬先生の厳選馬
馬情報 短評 4 コパノミラノ 父コパノリッキーはダート中距離で抜群の安定感を誇る種牡馬で、母父エイシンフラッシュのスタミナと器用さが加わることで中山ダ1800mにはまる配合構成。先行力を活かして内々をロスなく立ち回る競馬を得意とする柴田大知騎手とのコンビも魅力で、人気は上位米血統勢の陰に隠れがちだが、実際にはコース適性と展開利が大きいタイプ。調教である程度の前向きささえ見せていれば、初戦から粘り込みで馬券圏内を脅かす可能性があり、◎◯▲△☆とは異なる穴として妙味十分な一頭。 推奨買い目とその根拠
🎯 本線(回収率重視)
馬券種:馬連 10-5, 10-8, 10-12(想定7〜20倍)
- 根拠:米ダート血統×期待値の高い厩舎の10番を軸に、同じく米ダートエリート血統でノーザン系の5番、ダート中距離専用ともいえる配合+ブリンカー効果の8番、スタミナ型ルヴァンスレーヴ産駒で末脚の持続力が光る12番へと流す構成。いずれもダート1800m適性が高く、新馬戦としては比較的信頼度と回収期待値のバランスが取れた組み合わせ。
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推奨投資額:1,800円(各600円×3点)
📈 抑え(的中率重視)
馬券種:3連複 10-5-8, 10-5-12, 10-5-2(想定10〜30倍)
- 根拠:能力上位と見立てる10・5をダブル軸に据えつつ、展開や位置取り次第で浮上が見込める8・12・2を3列目に配したフォーメーション。新馬戦で取りこぼしが怖い中、2頭軸の3連複にすることで、多少の着順入れ替わりにも対応しつつ的中率を高める狙い。特に2番はマーカンド騎手の積極策で馬券圏内に滑り込むシナリオをカバー。
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推奨投資額:600円(各200円×3点)
💎 大穴狙い(一発逆転)
馬券種:3連単 10→5→4, 10→8→4, 5→10→4(想定40〜100倍)
- 根拠:頭候補を10・5に絞り、3着固定に穴馬先生推奨の4コパノミラノを据える一発逆転フォーメーション。米ダート血統勢が力通りに走りつつも、内枠先行の4番が粘り込みで3着に残るシナリオをピンポイントで狙う構成。新馬戦ならではの「人気馬+内枠先行穴」の組み合わせで高配当を追いかける。
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推奨投資額:600円(各200円×3点)
推奨投資額合計:3,000円
展開予想
スタート直後は外から10マルガイアメリカンサクラと8バッハが前へ出ていく構えで、内からは4コパノミラノ、2タニセンローマが先行集団に加わる形。1コーナーまでの距離が短いことから、極端なハイペースにはなりにくいが、先行争いはややタイトになりそう。中団には5ジュワネングと12ユアフェリシティが折り合い重視で構え、後方にジャスタウェイ産駒の3サウジバラードなど差し勢が控える想定。
向正面では10が主導権を握りつつ8・4・2がこれをマークする隊列になり、5・12が好位〜中団の外目でじわじわ進出する形。3〜4コーナーで10がペースを上げるタイミングで、5・8・12が外から並びかけ、内で粘る4がどこまで抵抗できるかが焦点。直線では10マルガイアメリカンサクラが抜け出しを図り、それを5ジュワネングと8バッハが追撃、外から12ユアフェリシティがどこまで差を詰めるかという構図。この展開で最も恩恵を受けるのは先行して自分のリズムで運べる10・5・8で、逆に後方一気に依存する差し馬や、砂を被ってリズムを崩すタイプは不利を被りやすい。
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