- 開催日: 2025年12月7日（日曜）
- 開催回: 5回中山2日
- 発走時刻: 11時25分
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距離: 2880メートル（芝→ダート）
レース傾向分析
中山障害2880mはスタンド前発走で芝→ダートを跨ぐタフなコース。序盤は芝の助走から外回りを通り、徐々にペースが上がる形になりやすい。飛越リズムとスタミナが重要で、障害経験馬・特に中山コース経験馬が優位。先行〜好位でリズム良く運べる馬が有利だが、終盤のバテ合いで差しも届くため「飛越の安定＋持久力＋コース適性」のバランスが問われる。
軸馬先生の本命馬
印 馬情報 スコア 短評 ◎ 3 テーオーリカード 94.0 障害転向後〈2着・3着・3着〉と常に上位争いを続ける安定感抜群の実績馬。いずれも3000m前後の芝ダ混合コースを先行〜逃げの形で押し切る競馬ができており、飛越の安定・スタミナ・先行力の三拍子が揃う。小野寺騎手とのコンビも継続でリズムは掴めており、中山と似た条件のコースでも結果を出していることから、地力と安定感で一枚上。ここは勝ち上がりの順番と見て軸に最適。 本命は、近3走すべて掲示板内で障害未勝利戦のトップクラス指数を安定してマークしている点、逃げ・番手いずれでも競馬ができる器用さ、飛越の安全性とスタミナに加え、障害騎手として信頼度の高い小野寺騎手継続という総合力から3番テーオーリカードを選定。
注目馬
印 馬情報 スコア 短評 ◯ 9 マルガイゴールデンルーキー 92.3 中山障害2880mで既に2着の実績があり、同条件で0.4差と勝ちに近い競馬をしている中山巧者。前走福島でも2750mで2着と距離適性とスタミナは十分証明済みで、道中は中団付近でロスなく運び、終盤しっかり脚を使えるタイプ。草野騎手とのコンビで型ができており、コース替わりでさらに信頼度アップ、本命馬に迫る存在。 ▲ 5 アスクオンディープ 90.5 ディープインパクト産駒で平地では3勝クラスまで上がった実績馬。障害転向後こそ凡走もあったが、前走福島2750mで0.5差2着と一気に内容を改善し、飛越・折り合いともに安定感を見せた。小牧加矢太騎手とのコンビも前走で手応えを掴んでおり、中山の芝→ダート形式でも持ち前のスタミナと柔らかいフットワークが生きるはずで、格と地力で上位争い濃厚。 △ 2 トーアマリシテン 88.9 東京・福島の障害未勝利で連続3着と、先行して長く脚を使う安定タイプ。スタート後スッと好位につけられるセンスと、石神深一騎手の安定したエスコートは大きな武器で、今回の中山コースにもすんなり対応できる下地がある。勝ち切れない一面はあるが、飛越の安定性と崩れない堅実さから相手候補としては信頼できる存在。 ☆ 10 ディベルティスマン 86.8 平地では芝・ダートの中距離で常に人気を集めていた素質馬で、キズナ×Montjeu系のスタミナ豊富な配合は障害向き。平地での先行力と長く脚を使えるタイプのため、障害に慣れさえすれば一変も期待できる。初障害で人気はやや読みづらいが、道中のリズムに乗れれば、いきなり馬券圏内に食い込むだけのポテンシャルを秘める。 13データベース詳細診断
🎯 波乱度指数：72（高い）
- テーオーリカード・マルガイゴールデンルーキー・アスクオンディープ・トーアマリシテンといった実績馬が揃い、表面上は堅そうだが、初障害組や近走凡走からの巻き返しパターンも複数存在。
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中山障害コース特有のリズム難や飛越ミスにより上位人気が崩れるケースも多く、紐荒れ〜中波乱クラスの決着になりやすいメンバー構成と判断して「高い」と評価。
🏇 穴馬激走シグナル
- 該当馬：10番ディベルティスマン、11番コパノヴィンセント、7番ナックエルドラド
- 根拠：
- 10番は平地で常に上位人気に支持された下地のある中距離馬で、障害転向初戦＋スタミナ血統という激走パターン。
- 11番コパノヴィンセントはダート短距離でオープン・重賞級と戦ってきたスピード＆パワー型で、2戦目以降に飛越に慣れて変わり身を見せるパターンに合致。
- 7番ナックエルドラドは3歳で斤量58kgと軽く、平地ダートでのスタミナ戦経験もあり、障害適性がハマれば一気に浮上の可能性。
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激走確率：約26%（障害未勝利戦における「初障害組＋2戦目の慣れ＋軽斤量3歳」といった要因が重なった際の波乱発生率からの推定値）
🧬 血統×馬場相性TOP3
- 5番：ディープインパクト×Curlin×芝→ダ中距離＝95点
日本の王道路線ディープに米国ダートの名血Curlinを掛け合わせたスタミナ＆底力型配合で、芝スタートからダートへ移行する持久力戦に強い血統構成。
- 6番：ハーツクライ×Tiznow×スタミナ重視条件＝93点
ハーツクライのロングスパート性能とTiznowのパワー＆スタミナが噛み合い、長距離・起伏のあるコースで真価を発揮。障害戦の持久力勝負に非常にマッチ。
- 9番：Catholic Boy×Mineshaft×タフな芝ダ混合＝91点
米国で芝・ダート両方のG1を制したCatholic Boyに、Mineshaftのパワーを加えた万能スタミナ血統で、中山障害のタフな芝→ダート条件にはまる配合。
🎪 調教師パターン該当
- 5番：ディープインパクト×Curlin×芝→ダ中距離＝95点
- 3番テーオーリカード（高柳大輔厩舎）：ダート実績馬を障害に転向させ、数戦で結果を出すパターンが多く、本馬も既に複数回好走している「順当に勝ち上がる」典型例。
- 2番トーアマリシテン（小島茂之厩舎）：自厩舎生産馬をじっくり障害で育てるスタイルで、先行して粘り込む競馬を繰り返しながら着順を安定させる傾向に合致。
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5番アスクオンディープ（前川恭子厩舎）：平地での実績馬を障害へ転向させ、2〜3戦目で一気にパフォーマンスを上げるパターンが多く、前走2着からの中山替わりは好パターン。
穴馬先生の厳選馬
馬情報 短評 11 コパノヴィンセント コパノリッキー産駒でダート短距離のオープン・交流重賞路線でタフなレース経験を積んできた素質馬。初障害の福島では大きく離されたが、大型馬で飛越に慣れるのに時間がかかるタイプと見れば、2戦目でガラリ一変の可能性は十分。コパノ系は障害適性の高い馬も多く、パワーと先行力を活かせれば中山の芝→ダート条件は合うはず。人気は手頃に収まりそうで、展開ひとつで一気に馬券圏内突入もあるため、◎◯▲△☆とは異なる独自の穴として強く推奨。 推奨買い目とその根拠
🎯 本線（回収率重視）
馬券種：馬連 3-9, 3-5, 3-2（想定5〜15倍）
- 根拠：本命◎3テーオーリカードの安定度を信頼し、◯9マルガイゴールデンルーキー（中山実績）、▲5アスクオンディープ（平地実績＋前走2着）、△2トーアマリシテン（先行堅実）という「実績＋コース適性＋飛越安定」の3頭へ流す構成。障害未勝利の中では比較的堅めの組み合わせだが、どのパターンでも的中時の配当効率が良く、回収率重視の本線としてバランス良好。
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推奨投資額：1,800円（各600円×3点）
📈 抑え（的中率重視）
馬券種：ワイド 3-10, 5-9, 2-9（想定7〜20倍）
- 根拠：軸は引き続き3番としつつ、初障害ながら素質高い☆10ディベルティスマン、実績確かな5番アスクオンディープと9番マルガイゴールデンルーキー、堅実な2番トーアマリシテンの組み合わせで的中率を高める狙い。特に3-10は人気の盲点になりやすいラインで、3着内なら拾えるワイドで保険をかけておく。
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推奨投資額：600円（各200円×3点）
💎 大穴狙い（一発逆転）
馬券種：3連複 3-9-11, 3-5-11（想定25〜60倍）
- 根拠：頭数・決め手ともに実績馬優位の構図だが、そこに穴馬先生推奨の11コパノヴィンセントが食い込むパターンを重点的に狙うフォーメーション。軸には信頼度の高い3番を据え、相手に9番または5番を組み合わせつつ、3列目に11番の激走を期待する構成。人気薄の11が3着に滑り込むだけで配当が大きく跳ね上がるため、一発逆転の妙味十分。
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推奨投資額：600円（各300円×2点）
推奨投資額合計：3,000円
展開予想
スタート直後は3テーオーリカードがハナ、あるいは2トーアマリシテン・5アスクオンディープ・10ディベルティスマンあたりが前に出て、先行争いはややタイトな形を想定。9マルガイゴールデンルーキーは中団やや前目のポジションで飛越リズムを重視しつつ追走し、11コパノヴィンセントや7ナックエルドラドは中団〜やや後ろから障害慣れを優先した位置取り。
向正面〜2周目にかけては3がマイペースで隊列を引っ張り、2・5・10がその直後で折り合い重視、9が外目でスムーズに追走。3〜4コーナーでペースが上がると、先行各馬の脚色が一気に見え始め、3テーオーリカードが先に抜け出しを図るところへ、9マルガイゴールデンルーキーと5アスクオンディープがじわじわ詰め寄る展開。直線入口では3が先頭、内から2・外から9・5・10が追い込む図で、この流れで最も恩恵を受けるのは「先行して長く脚を使える」3・9・5。一方で後方待機の馬や飛越に課題を残すタイプは、早めのロングスパートについて行けず不利になりやすい。
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