- 開催日: 2025年12月7日（日曜）
- 開催回: 5回中山2日
- 発走時刻: 14時15分
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距離: 1200メートル（芝・右 外）
レース傾向分析
中山芝1200m外回りはスタート後しばらく下りが続き、前半からペースが上がりやすいスプリントコース。直線は約310mと短めだが外回りでコーナーはゆったりしており、先行馬の粘りこみに加え、好位〜中団外目から長く良い脚を使える差し馬も届く。冬場の中山はややタフ寄りの良〜稍重想定で、1400m実績のある持続力型や、先行力＋ラスト1Fを踏ん張れるタイプが有利。
軸馬先生の本命馬
印 馬情報 スコア 短評 ◎ 4 ソーダーンライト 95.6 中山芝1200mで1勝ク・2勝クと2度の先行好走歴があり、前走勝浦特別では1:07.6（良）で楽々と押し切り勝ち。中山外1200mへの適性はメンバー中最上位クラス。Too Darn Hot×Dark Angel系の欧州スプリント血統で、時計勝負とパワーを両立できる配合もこの条件にピッタリ。常に前々で運べる先行力と横山武史騎手のコース巧者ぶりが噛み合い、昇級初戦でも堂々通用以上の内容が期待できる。 本命は中山芝1200m外で既に高速決着を制しているコース巧者で、ロスの少ない先行力と欧州スプリント血統の持続力を高く評価し4番ソーダーンライトを選定。3歳牝馬でまだ上積みも見込めるうえ、前走から間隔も程よく、展開・コース・成長度のバランスから最も凡走リスクが小さく勝ち切りまで狙える軸と判断。
注目馬
印 馬情報 スコア 短評 ◯ 12 モジャーリオ 93.8 勝浦特別ではソーダーンライトの2着に好走し、同舞台を1:07.8と高水準の時計でまとめた3歳上がり馬。続く京都壬生特別も稍重の中、先行から抜け出し昇級を決めて勢い十分。リオンディーズ×ハービンジャー系でタフな馬場でもしぶとく伸びるタイプであり、中山外1200mのロンスパ戦は歓迎。再度横山和生騎手で、好位〜差しの自在性を活かせれば本命馬との上位争いが有力。 ▲ 11 トーセンエスクード 91.7 会津S・キビタキSと直近の1200m重賞級条件で連続2着と安定感抜群のトーセンラー産駒。1400〜1600mでも前々からしぶとく粘る持続力型で、1200mに戻れば序盤の追走も楽になる分、ラストの伸びが強調される形になりやすい。中山マイル秋風Sで3着に入った機動力もあり、外枠からスムーズに好位を取れれば末脚確実な一頭として連軸候補。 △ 6 ルーフ 89.9 新潟北陸S3着、阪神道頓堀S2着と、3勝クラス中距離スプリント路線で常に上位に顔を出すダイワメジャー産駒の先行馬。テンのスピードも高く、安定して3〜4番手を取れる脚質が魅力。初の中山外1200mとなるが、これまで様々なコース＆馬場で崩れずに走れている適応力からも大きなマイナスにはならない。内目の枠を利してロスなく運べれば、馬券圏内に残るシーンは十分。 ☆ 1 レオテミス 88.1 中山芝1200mのアクアマリンS3着（1:07.6）、船橋S5着とこの舞台で既に3勝クラス上位の実績を持つデクラレーションオブウォー産駒。今回ブリンカー着用で気持ちを前向きにできれば、スタートからスムーズに好位を確保する形が見込める。夏場の北海道遠征でやや伸び悩んだが、得意の中山替わり＋馬具変更で一変の可能性あり。内枠からロスなく運べれば、人気以上の走りが期待できる。 13データベース詳細診断
🎯 波乱度指数：68（やや高い〜高い）
- 昇級初戦の3歳勢（4・12）と古馬の実績馬（11・6・1・7）がバランスよく揃い、能力比較はおおよそつくものの、展開ひとつで着順が大きく入れ替わるスプリント重賞級のメンバー構成。
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先行馬が多く、隊列次第ではハイペースになり中団差し台頭のシナリオも十分。さらにブリンカー着用馬や休み明け馬も複数いて変わり身要素が多く、紐荒れ〜中波乱の可能性を考慮したい。
🏇 穴馬激走シグナル
- 該当馬：7番ハートホイップ、10番スピードオブライト
- 根拠：
- 7ハートホイップはローカルの1200m戦で【1-2-1-0】と安定しており、前走キビタキSでも0.3秒差7着と着順ほど負けていない内容。ジョーカプチーノ×クロフネ系のパワー型スプリント血統で、中山のタフな1200mも合うタイプ。
- 10スピードオブライトはアクアマリンS2着（1:07.6）と中山芝1200mで既に高指数を記録しているロードカナロア産駒。近走は凡走続きだが、今回はブリンカー着用で集中力アップが見込め、先行力が戻れば一変の余地は大きい。
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激走確率：約29%（芝1200m3勝クラスにおける「前走着順不振＋コース実績＋馬具変更orローカル長距離輸送帰り」の複合条件時の激走率からの推計）
🧬 血統×馬場相性TOP3
- 4番：Too Darn Hot×Dark Angel系＝96点
欧州スプリント志向の強い配合で、速い上がりにも対応できる一方、ややタフな冬場の中山でもパワーで押し切れるバランス型。既に中山外1200mで結果を残しており、血統＆実績面の総合評価は最上位。
- 5番：ファインニードル×ディープインパクト＝93点
父は日本の芝スプリントG1馬で、母父がディープのため高速決着にも強い。中山外1200mのラップ構成と相性が良く、先行してしぶとく脚を使える典型的なスプリント血統。
- 11番：トーセンラー×More Than Ready＝91点
マイル〜中距離寄りのイメージながら、母系のスピード要素が強く、1200〜1600mを幅広くこなす万能配合。実際に1200mでも複数好走があり、持続力の問われる中山外1200mに高い適性を示す。
🎪 調教師パターン該当
- 4番：Too Darn Hot×Dark Angel系＝96点
- 4番ソーダーンライト（鹿戸雄一厩舎）：中山芝1200mで1勝ク→2勝クを連続好走させたあと、じっくり間隔を空けて3勝ク昇級戦に送り込むローテは、同厩舎が素質馬をクラス上げする際の好パターンと一致。
- 12番モジャーリオ（斎藤誠厩舎）：札幌〜中山〜京都と異なるコースで連戦させながら1200m戦に集中して使っており、スプリント路線での出世を狙った典型的な育成ローテ。昇級初戦のここも勝ち切りを意識した投入と見て良い。
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11番トーセンエスクード（菊沢隆徳厩舎）：1200mと1600mを使い分けながら、前走福島1200m→今回中山外1200mという「同距離・形態類似コース」へのローテは、勝ち切りに向けた厩舎の得意パターン。
穴馬先生の厳選馬
馬情報 短評 7 ハートホイップ 近走はキビタキSで0.3秒差7着と着順以上に内容が良く、札幌・函館・福島の1200m戦で【1-2-1-0】とローカル短距離では常に上位争いを演じてきたジョーカプチーノ産駒。先行〜好位差しの自在な脚質に、クロフネ母系のパワーが加わり、中山外1200mのタフなスピード戦はむしろ歓迎の条件。人気はソーダーンライトやモジャーリオに集中しやすく盲点になりやすいが、内〜中枠からスムーズに好位を確保できれば、直線でしぶとく脚を使って上位に食い込むシナリオは十分。◎◯▲△☆と異なる独自の穴として妙味豊富。 推奨買い目とその根拠
🎯 本線（回収率重視）
馬券種：馬連 4-12, 4-11, 4-6, 4-1（想定5〜20倍）
- 根拠：本命◎4ソーダーンライトの中山外1200m適性と昇級即通用の地力を信頼し、同じく勢いある3歳スプリンター◯12モジャーリオ、充実期の持続力型▲11トーセンエスクード、近走内容安定の△6ルーフ、コース巧者かつブリンカー一変期待の☆1レオテミスへ流す構成。いずれも先行〜好位から競馬を組み立てられるため、前残りになりやすい中山芝1200m外で展開的な裏付けも厚い組み合わせ。
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推奨投資額：2,000円（各500円×4点）
📈 抑え（的中率重視）
馬券種：3連複 4-12-11, 4-12-6, 4-12-7（想定10〜30倍）
- 根拠：能力上位と見る4・12をダブル軸とし、3列目に▲11トーセンエスクード、△6ルーフ、穴馬候補7ハートホイップを据えたフォーメーション。4と12が揃って崩れるパターンは少ないと見ており、この2頭を中心に据えることで的中率を高めつつも、3列目に人気薄の7を混ぜて配当妙味も確保する狙い。
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推奨投資額：600円（各200円×3点）
💎 大穴狙い（一発逆転）
馬券種：3連単 4→12→7, 4→11→7, 12→4→7（想定40〜90倍）
- 根拠：頭は中山外1200m巧者の4と、勢いある3歳スプリンター12に限定し、3着固定に穴馬先生推奨の7ハートホイップを置いたフォーメーション。上位人気馬が順当に1〜2着を占めた上で、スタミナとパワーを備えた7番が好位から粘り込む形をピンポイントで狙う。スプリント3勝クラスでは「人気馬決着＋軽視されがちなローカル実績馬の内枠粘り」で高配当が出るケースが多く、一発逆転の配当妙味を期待できる構成。
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推奨投資額：400円（各約130円前後×3点イメージ）
推奨投資額合計：3,000円
展開予想
スタート直後は内から1レオテミス、5トーラスシャイン、中から4ソーダーンライト・6ルーフ・7ハートホイップ、外から12モジャーリオ・11トーセンエスクードあたりが先行争いに加わる形で、前半3Fは33秒台後半〜34秒0前後の速めの流れを想定。2コーナー〜向正面で4が自然と2〜3番手に収まり、5・11・12がこれを追走、6・7はその直後の好位〜中団外目で脚を溜める。
3〜4コーナーでは4ソーダーンライトが楽な手応えで先頭〜2番手に進出し、その外から12モジャーリオと11トーセンエスクードが並びかける展開。1・5・6・7は内外の隊列差で位置取りが分かれるが、隊列は凝縮したまま直線へ。直線入口で4が抜け出し、それを12と11が追撃、内で粘る1と5、外からジワジワと伸びる6・7がどこまで迫れるかという構図。この流れで最も恩恵を受けるのは、道中ロスなく好位をキープできる4・12・11・6。一方で、序盤にポジションを下げ過ぎる差し馬や、外々を回され続ける馬は中山の短い直線では届かず、不利を被りやすい。
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