- 開催日: 2025年12月7日(日曜)
- 開催回: 5回中山2日
- 発走時刻: 14時50分
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距離: 1800メートル(ダート・右)
レース傾向分析
中山ダ1800mはスタート直後に芝を挟み、すぐ1コーナーに入るため内枠と先行力が大きな武器になるコース。前半はペースが落ち着きやすいが、3〜4コーナーで一気にペースが上がりスタミナと持続力が問われる形になりやすい。冬場の砂はやや力の要る馬場になりやすく、ダート中距離実績・先行して再度脚を使えるタイプ・ハンデの軽さが重要なポイントとなる。
軸馬先生の本命馬
印 馬情報 スコア 短評 ◎ 5 クラウンシエンタ 96.2 中山ダ1800m内房Sで1:53.0・0秒差3着と同舞台で既に3勝クラス上位の実績があり、前走京都ハロウィンSでも重馬場1:50.2の好時計2着とスピード指数はメンバー中トップクラス。パイロ産駒でダート中距離適性が高く、先行〜好位から長く脚を使えるのが最大の武器。ハンデ56kgでも実績と地力を考えれば許容範囲で、展開に左右されにくい脚質・安定した末脚・コース実績を総合して、信頼度の高い軸として本命視する。 本命は中山ダ1800mで既に3勝クラスの好走歴があり、前走重馬場でも時計を大きく詰めてきた成長度と安定感を評価して5番クラウンシエンタを選択。中団〜好位でロスなく立ち回り、3コーナーから長く脚を使うスタイルがこのコース形態と冬場のタフな馬場に噛み合っており、ハンデ56kgでも能力でねじ伏せられると判断した。
注目馬
印 馬情報 スコア 短評 ◯ 14 ファリーザ 94.1 デビューから【3-2-0-2】とほぼ崩れ知らずで、1600〜1800mダートで3連勝中の上がり馬。新潟1800mを1:52.6で楽勝し、前走東京1600mでも1:37.5と優秀な時計をマークしており、ジャスタウェイ産駒らしい持続力と最後まで落ちないラップが魅力。3歳牝馬でハンデ54kgと恵まれた斤量で、今の勢いと成長度を加味すると、昇級の壁よりも上積みに期待したい存在。 ▲ 3 チュウワクリスエス 91.8 中山ダ1800mの2勝クを1:52.9で逃げ切った実績があり、同舞台でのコース適性は証明済み。ルヴァンスレーヴ産駒で中距離ダート向きの体型とパワーを備え、先行してしぶとく脚を使うタイプ。今回は3歳でハンデ55kgとやや見込まれた感はあるものの、マイペースで運べれば3勝クラス初戦から通用するポテンシャルが高い。人気とハンデを考慮して対抗ではなく三番手評価としたが、展開ひとつで頭まで。 △ 10 イージーオンミー 89.7 内房S4着(1:53.3)、前走京都牝限3勝クでも4着と常に上位を賑わせている堅実派牝馬。ダイワメジャー×パイロ系の配合でダート1800mに高い適性があり、中団後方から長く良い脚を使える差しタイプ。今回もハンデ53kgと軽く、中山ダ1800mでペースが流れて差しが決まりやすい展開になれば、直線での差し込みが十分に期待できる存在。 ☆ 16 サンセットブライト 88.9 牝馬限定戦とはいえ、前走中山ダ1800m牝2勝クを後方一気で1:53.5と優秀な時計で差し切ったホッコータルマエ産駒。3戦続けて1800mを使われ、ラストの脚が安定している点が好印象。今回は混合戦への挑戦となるが、ハンデ52kgと破格の軽量に加え、ブリンカー着用で集中力アップが見込め、展開がハマれば一気に上位進出も。差し・追い込みがハマる流れで浮上する要注意の一頭。 13データベース詳細診断
🎯 波乱度指数:64(やや高い)
- ハンデ戦かつダート中距離という条件で、先行馬・差し馬・軽ハンデ馬がバランス良く揃っており、展開次第で着順が大きく入れ替わる余地が大きい構成。
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実績上位の5・1・10に対し、勢いある3歳の14・3・12や軽ハンデ差し馬16の台頭も十分見込めるため、上位拮抗で紐荒れの可能性が高いレースと判断。
🏇 穴馬激走シグナル
- 該当馬:1ゴールドアローン、9オペラプラージュ、7アームブランシュ
- 根拠:
- 1ゴールドアローンは福島1700m2着・新潟1800m3着と3勝クラスで安定した先行粘りを見せており、今回は54kgと斤量減。内枠からロスなく先行できれば再浮上のシグナル。
- 9オペラプラージュは近走大敗が続くも、元々2000mダートを逃げ切るだけの先行力と粘りを持つタイプ。ブリンカー着用で集中力が増し、54kgと軽ハンデならマイペース逃げで一変パターンに合致。
- 7アームブランシュは長距離戦で脚を余す競馬が続いており、1800mへの距離短縮+ブリンカー装着+ハンデ53kgで脚の使いどころが改善されれば、イン差しでの激走も。
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激走確率:約25%(ダートハンデ戦における「斤量減+馬具変更+距離短縮or内枠先行」の複合条件に基づく目安)
🧬 血統×馬場相性TOP3
- 14番:ジャスタウェイ×Oasis Dream=95点
父から中距離の持続力、母系から欧州スプリント〜マイルのパワーを受け、1800mダートでの持久力勝負に非常にマッチ。実際に1600〜1800mで連勝しており、血統と実績が完全にリンクしている。
- 3番:ルヴァンスレーヴ×サウスヴィグラス系=93点
父はダート中距離王者で、母父は短距離ダートの名種牡馬。先行力と中距離でのスタミナを両立した配合で、中山ダ1800mのペース配分にフィット。逃げ・番手から押し切るスタイルに最適な血統構成。
- 1番:ドレフォン×ヘニーヒューズ=92点
両親ともダート実績豊富なスピード血統で、中距離でも先行して粘れる馬力型。これまでの1700〜1800mでの安定感からも、力の要る中山ダ1800mには非常に相性が良い。
🎪 調教師パターン該当
- 14番:ジャスタウェイ×Oasis Dream=95点
- 5番クラウンシエンタ(水野貴広厩舎):福島→新潟→中山→京都と、ダート1800mを中心に着実にクラス慣れさせてきたローテで、前走重賞級の相手に好走後の中山戻りは厩舎の「勝ちに行く」パターン。
- 14番ファリーザ(千葉直人厩舎):未勝利→1勝ク→2勝クと距離・条件をほぼ固定して使い、連勝後にハンデ戦3勝クへ投入するのは、勢いのある3歳牝馬でよく見られる必勝ローテ。
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16番サンセットブライト(相沢郁厩舎):同距離・同コースで牝限戦を使って勝ち上がらせ、そのまま間隔を空けてブリンカー着用で混合戦へ挑むパターンは、厩舎の一変狙いの典型的な使い方。
穴馬先生の厳選馬
馬情報 短評 9 オペラプラージュ 近2走はハイペースで飛ばして失速し大敗しているが、もともと2000mダートを逃げ切れる持久力と先行力を持つニューイヤーズデイ産駒。今回は距離短縮の1800mに加え、ブリンカー着用で集中力アップが見込める点が大きな変化要因となる。ハンデ54kgと軽く、外枠からスムーズに先手を取ってマイペースで運べれば、これまでのように終い大失速せずに粘り込む可能性が高まる。人気は上がり馬や実績馬に集中し本馬は盲点になりやすく、展開ひとつで残り目が見込める魅力的な穴候補。◎◯▲△☆とは異なる独自の一頭として妙味十分。 推奨買い目とその根拠
🎯 本線(回収率重視)
馬券種:馬連 5-14, 5-3, 5-10, 5-16(想定6〜25倍)
- 根拠:本命◎5クラウンシエンタを軸に、勢いある3歳牝馬◯14ファリーザ、同じく3歳先行型▲3チュウワクリスエス、差し安定の牝馬△10イージーオンミー、軽量差し脚魅力の☆16サンセットブライトへ流す形。先行力と末脚を兼ね備えた馬を中心に据えつつ、ハンデ差と成長力を評価した組み合わせで、的中時の配当と信頼度のバランスが良い。
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推奨投資額:2,000円(各500円×4点)
📈 抑え(的中率重視)
馬券種:3連複 5-14-3, 5-14-10, 5-14-16(想定10〜35倍)
- 根拠:能力上位とみる5・14をダブル軸とし、3列目を▲3・△10・☆16に絞ったフォーメーション。5と14はともに近走内容・血統適性・ハンデのバランスが良く、両頭がそろって崩れるケースは少ないと見て的中率を優先。そこに先行力の3、差し脚の10・16を組み合わせることで、展開の振れ幅にも対応しやすい構成とした。
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推奨投資額:600円(各200円×3点)
💎 大穴狙い(一発逆転)
馬券種:3連単 5→14→9, 5→3→9, 14→5→9(想定40〜90倍)
- 根拠:頭は中山実績と完成度の高い5、連勝中の勢いある14に限定し、3着固定に穴馬先生推奨の9オペラプラージュを据えたフォーメーション。先行馬の多いメンバー構成のなか、9がブリンカー効果と軽ハンデを活かしてハナまたは番手から粘り込む展開を狙い撃ちする。人気馬決着に人気薄の先行馬が絡む典型的なハンデ戦の波乱パターンで、一撃高配当を狙う構成。
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推奨投資額:400円(各約130円前後×3点イメージ)
推奨投資額合計:3,000円
展開予想
スタート直後、芝部分を利用して2スペイドアン、3チュウワクリスエス、9オペラプラージュ、1ゴールドアローンあたりが積極的に先手を主張し、外から14ファリーザも好位を窺う形。5クラウンシエンタは内目の3列目〜4列目あたり、10イージーオンミーと16サンセットブライトは中団やや後方で脚を溜める想定。
向正面では3・9・2が先行集団を形成し、その直後に1・14・5が続く隊列。ペースは平均〜やや速めで流れ、3コーナー手前から5クラウンシエンタと14ファリーザが徐々に進出を開始し、4コーナーでは先行勢のすぐ外〜横に並びかける。直線入り口で逃げ先行勢が苦しくなり、5が内目から抜け出し、外から14と3が並んで追撃、その外を16・10が差し込みを狙う構図。
この展開で最も恩恵を受けるのは、前半で無理なく中団〜好位をキープし、3〜4コーナーで長く脚を使える5クラウンシエンタと14ファリーザ。逆に序盤から飛ばし過ぎる逃げ馬や、終始外々を回される差し馬は直線で脚を使い切ってしまい、不利を被る可能性が高い。
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