5レース メイクデビュー中京

距離: 1400メートル（芝・左）

レース傾向分析

中京芝1400mはスタート後すぐコーナーに入るため、極端な後方一気は決まりにくく、好位〜中団から長く脚を使えるタイプが有利。直線は長く瞬発力勝負にもなりやすいが、平均〜やや速めの流れならスピードの持続力が問われる。新馬戦らしくペースは読みにくいが、血統背景と厩舎・騎手からスピード能力の高い馬を素直に評価したい一戦。

軸馬先生の本命馬

本命は10トレフォイルノット。スピード色の強い父ミッキーアイルにスタミナと地力を伝えるドゥラメンテの組み合わせは1400mにベストフィットしやすく、厩舎・生産・馬主のラインも「勝ち上がり率の高い」鉄板ルート。中京芝1400mで前受けしやすい枠順と鞍上を考えると、初戦から大きく崩れるリスクが比較的小さく、軸としての信頼度が最も高いと判断した。

注目馬

13データベース詳細診断

🎯 波乱度指数：58（やや高い）

血統・陣営的な「いかにも走りそう」な人気馬が複数いる一方、外枠の差し・追い込み型や、ダノンプレミアム産駒など伏兵候補も多く、中穴〜穴の台頭も十分あり得るレース。

🏇 穴馬激走シグナル

激走確率：テムホウサク 18％、セリエンクーニゲン 15％（新馬戦における「人気薄良血」の激走率を加味したイメージ値）

🧬 血統×馬場相性TOP3

1. 10番：ミッキーアイル×ドゥラメンテ＝95点

   父は1400mで高い勝ち上がり率を誇るスピード血統で、中京芝とも好相性。母父ドゥラメンテが持続力とパワーを補完し、直線の坂と長いスパートにも対応できるバランス型。

2. 8番：ロードカナロア×Frankel＝94点

   両親とも世界的名マイラー血統で、1400mはほぼベストレンジ。瞬発力と持続力の両方を高水準で備え、中京外回りの末脚勝負にうってつけの配合。

3. 1番：シルバーステート×キングヘイロー＝92点

   父は芝マイル前後で鋭い瞬発力を伝え、母父はスプリント〜マイルでスピードと持続力を伝える血統。1400mで先行してキレる脚を使うタイプを出しやすく、内枠との相性も良い組み合わせ。

🎪 調教師パターン該当

高野友和厩舎（11 リヴァイ）：社台ファーム生産馬の新馬戦では、中京・京都の芝1400〜1600mにピンポイントで使い分けることが多く、厩舎としても勝ち上がり処のパターン。

穴馬先生の厳選馬

推奨買い目とその根拠

🎯 本線（回収率重視）

馬券種：三連複フォーメーション（想定倍率 15〜60倍）

• 1頭目：10 トレフォイルノット
• 2頭目：8 エフハリスト、1 ウォーターサグラダ、17 テクノピーチ
• 3頭目：8 エフハリスト、1 ウォーターサグラダ、17 テクノピーチ、11 リヴァイ、3 セリエンクーニゲン、15 テムホウサク
  （合計15点）

推奨投資額：1点100円 × 15点 ＝ 1,500円

📈 抑え（的中率重視）

馬券種：馬連（想定倍率 4〜20倍）

推奨投資額：1点300円 × 4点 ＝ 1,200円

💎 大穴狙い（一発逆転）

馬券種：ワイドBOX（想定倍率 8〜40倍）

推奨投資額：1点200円 × 6点 ＝ 1,200円

推奨投資額合計：1,500円＋1,200円＋1,200円 ＝ 3,900円

展開予想

スタート直後は、内から1ウォーターサグラダ・10トレフォイルノットあたりが前向きに出していき、外から17テクノピーチ・15テムホウサクも先行争いに加わる形。8エフハリスト・11リヴァイは好位〜中団外目で折り合い重視、3セリエンクーニゲンや16エルヴィッタは中団やや後ろから様子見の追走となりそう。向正面では10がペースを作りつつ、1・17・15が隊列を形成、8はそれらを見ながら無理なく追走。3〜4コーナーで17・8・11あたりが徐々に進出し、直線入口では10が先頭、外から8・1・17が並びかける展開を想定。直線は10が粘り込みを図り、8が外から差を詰めてくる形が本線シナリオ。この流れで最も恩恵を受けるのは、好位内で脚を温存できる10トレフォイルノットと、その直後からスムーズに運べる8エフハリスト。一方で、後方からになりすぎる1トンガリボウシ系の差し馬や、序盤で外から脚を使い過ぎる17は、ペースと位置取り次第で末脚を生かしきれず苦しい展開になりやすい。