12レース 栄特別

距離: 2,200メートル（芝・左）

レース傾向分析

中京芝2200mはスタートから1コーナーまでの直線が長く、隊列が決まりやすい一方で、3〜4コーナーからのロングスパート戦になりやすいコース。スロー〜平均ペースからの瞬発力比べ＋11〜12秒台の持続力が問われる。長く脚を使える中団差しが基本的に有利で、極端な前残り・後方一気はやや決まりづらい条件。

軸馬先生の本命馬

本命アスクコモンタレヴは、2000〜2200mで常に上がり上位をマークしつつ崩れない点を高く評価。中京を含む左回りで好成績を残しており、長く良い脚を使える脚質は中京芝2200mのロングスパート戦にベストマッチする。相手関係も同世代中心で大きな格上相手はおらず、ここは昇級初戦ながらも勝ち負けまで期待できる存在と判断した。

注目馬

13データベース詳細診断

🎯 波乱度指数：56（普通〜やや高い）

極端な逃げ馬が少なく、ペース次第で前残りにも差し決着にもなり得るため、上位人気だけでは決まり切らないリスクがある。

🏇 穴馬激走シグナル

激走確率：19％（同条件での「芝長距離で先行して粘った馬の距離短縮＋頭数減」というパターンの好走率を参考に算出）

🧬 血統×馬場相性TOP3

1. 10番：キズナ産駒×中距離芝＝95点
   → 持続力ある末脚と距離適性の広さが特徴で、中京のタフな2200m戦と相性良好。差し主体のアスクコモンタレヴにはベストな条件。
2. 9番：ドゥラメンテ産駒×中長距離芝＝93点
   → スタミナと先行力を兼ね備えたタイプが多く、2200〜2400mでパフォーマンスを上げやすい。サリーチェの先行粘りには心強い血統背景。
3. 6番：サートゥルナーリア産駒×差し有利の芝中距離＝91点
   → 瞬発力と持続力のバランスが良く、中団からのロングスパート戦に強い傾向。ホウオウレイヴンの差し脚質と噛み合う。

🎪 調教師パターン該当

平田修厩舎（5オーサムユニバンス）：ローカル長距離戦を使いつつ終いの脚を磨き、本命サイドの影に隠れながら quietly 差し込んでくる「人気薄差し馬」パターンに該当。

穴馬先生の厳選馬

推奨買い目とその根拠

🎯 本線（回収率重視）

馬券種：三連複フォーメーション 10 - 3,5,6 - 1,3,5,6,7,9（計12点・想定20〜50倍ゾーン中心）

推奨投資額：各200円＝2,400円

📈 抑え（的中率重視）

馬券種：馬連 10 - 3,5,6（計3点・想定8〜20倍前後）

推奨投資額：各500円＝1,500円

💎 大穴狙い（一発逆転）

馬券種：ワイド 9 - 10,3,6（計3点・想定15〜40倍前後）

推奨投資額：各300円＝900円

推奨投資額合計：4,800円

展開予想

スタート直後は1メイショウアイルと9サリーチェが内外からじわっと前に出て、4サミダレナイツが続き、5オーサムユニバンスは中団前目の外あたり。10アスクコモンタレヴと6ホウオウレイヴンは中団の外〜中目で折り合いに専念し、3ヤマニンヒストリア・7トゥルーサクセサーは後方寄りからの競馬。向正面ではペースがいったん落ち着き、3コーナー手前から10と6が徐々に進出開始。4コーナーで9・1が先頭並走、その外に10と6、さらに内に5・3が取り付き一団で直線へ。直線では10アスクコモンタレヴが外から長く脚を使って先頭へ抜け出し、6ホウオウレイヴンと5オーサムユニバンスがこれを追う展開に。内で粘る9サリーチェと1メイショウアイルがどこまで踏ん張れるかが鍵。この流れで最も恩恵を受けるのは、中団からロスなく動ける10・6・5の差し勢。一方、後方待機勢はスローペースからのロングスパート戦になった場合、差し届かずに終わるリスクが高い。