- 開催日: 2025年12月7日(日曜)
- 開催回: 5回中山2日
- 発走時刻: 10時25分
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距離: 1800メートル(芝・右)
レース傾向分析
中山芝1800mはスタート直後からコーナーに入るため、内枠・先行馬が位置取りで有利になりやすいコース。ペースはミドル想定だが2歳戦で折り合い面の難しい馬も多く、瞬発力だけでなく持続力も問われる。12月開催で馬場はややタフ寄りになりやすく、スタミナとパワーを兼備した中距離血統、かつ器用に立ち回れるタイプが好走しやすい条件。
軸馬先生の本命馬
印 馬情報 スコア 短評 ◎ 14 テルケンレンスキー 94.1 サトノダイヤモンド×Galileoの中距離エリート血統でスタミナと持続力に優れ、1800〜2000mで常に上位争いしてきた安定感が光る一頭。前走福島1800mをハナに立って1分47秒8、0.2秒差2着とスピード指数はこのメンバーでも最上位クラス。先行して長く脚を使えるタイプで中山芝1800m向きの脚質と血統背景が噛み合い、ここでも自分の形に持ち込めれば勝ち切りまで期待できる軸候補。 本命は距離・コース適性、先行力と持続力、これまでの安定した成績を重視し、さらにローテーションと調教過程から上積みも見込める14番テルケンレンスキーを選定。逃げ・先行兼用で展開の幅があり、凡走リスクの低さという意味でも軸向きと判断。
注目馬
印 馬情報 スコア 短評 ◯ 1 ボニープリンス 92.8 レイデオロ×ルージュバックという超良血配合で、デビュー戦の東京芝1600mでは1番人気に推され上がり33.7秒の鋭い末脚で0.2秒差4着。直線勝負型だが中山内回りでも折り合いがつけば1800mでさらに良さが出るタイプで、T.マーカンド騎手への手替わりも心強い。差し決着になれば本命馬にとって最大のライバル。 ▲ 8 ワインダークシー 90.5 ハービンジャー×キズナで持久力と持続力が強い中距離血統。新潟での2戦はいずれも2・3番手から運び、3・3着と安定しており先行して長く脚を使えるタイプ。小回り替わりの中山でも立ち回り上手な走りが生きそうで、横山武史騎手への乗り替わりも含めて前進必至。展開ひとつで上位進出が十分に見込める存在。 △ 2 マイネルヴェーゼン 88.7 1800〜2000mの芝で2・3・3着と常に掲示板を確保してきた実績馬。前走福島1800mでは後方一気の競馬で0.9秒差6着だったが、直線で外から差を詰めており内容自体は悪くない。ビッグレッド系らしく渋太い差し脚が持ち味で、中山の持続力勝負はプラス。位置取り次第で連争いに食い込む力は十分にある。 ☆ 16 クールフィデル 87.9 サートゥルナーリア産駒で、これまで1800〜2000mで常に掲示板付近を確保している安定派。前走東京2000mでも上がり34.3秒を使い0.5秒差4着と内容は上々で、中距離適性の高さは証明済み。外枠発走になるがスムーズに好位を取れれば、中山内回りでも立ち回りひとつで馬券圏内に届いておかしくない一頭。ブリンカー着用効果にも要注意。 13データベース詳細診断
🎯 波乱度指数:59(普通)
- 能力上位が明確な14・1・8・2・16と、キャリア浅く一変余地を残す組に分かれる構図で、極端な大波乱までは想定しづらいメンバー。
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ただし2歳芝1800m戦で折り合いや多頭数、外枠先行馬の出入りが激しくなりやすく、紐荒れレベルの波乱要素は十分残るため「普通」寄りの評価。
🏇 穴馬激走シグナル
- 該当馬:5番ノーブルスアーク、9番セイントクーヤ
- 根拠:5番はデビュー戦で福島芝2000mを先行して0.4秒差5着と、人気薄ながら内容の濃い競馬をしており、叩き2戦目・距離短縮・減量騎手起用という激走パターンに合致。9番セイントクーヤはSt Mark's Basilica産駒らしく中距離での切れとパワーを兼備し、初戦も0.7秒差と大きく負けておらず、内目の枠からロスなく立ち回れれば一変の余地。
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激走確率:約22%(同条件における「デビュー2戦目+距離延長/短縮+先行/好位脚質」の複合パターンから算出)
🧬 血統×馬場相性TOP3
- 14番:サトノダイヤモンド×Galileo×良〜ややタフな芝=94点
スタミナと持続力に優れた欧州的中距離血統で、冬場の中山芝1800mの持久戦適性が高い配合。
- 1番:レイデオロ×ルージュバック(マンハッタンカフェ系)×良芝=92点
キングカメハメハ系×マンハッタンカフェの中距離王道路線で、瞬発力と持続力のバランス良好。クラスが上がっても安定して走れる血統背景。
- 8番:ハービンジャー×キズナ×良〜稍重芝=90点
欧州的な底力と日本型の切れを持ち、適度に時計のかかる馬場でパフォーマンスを上げやすい組み合わせ。先行して長く脚を使えるのも中山向き。
🎪 調教師パターン該当
- 14番:サトノダイヤモンド×Galileo×良〜ややタフな芝=94点
- 14番テルケンレンスキー(竹内正洋厩舎):中距離芝戦で「先行して粘り込む競馬」をさせた際のリピート好走が多く、同騎手・同距離で臨むローテは厩舎の好パターンに合致。
- 2番マイネルヴェーゼン・4番ベルランコントル(マイネル・コスモ系厩舎):ビッグレッド系生産馬の中距離芝での使い詰めローテが好走パターンで、叩きながら徐々に順位を上げてくる傾向に一致。
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1番ボニープリンス(大竹厩舎):ノーザンファーム生産馬を新馬→間隔を取っての2戦目で一気にパフォーマンスを上げるケースが多く、今回もその典型ローテ。
穴馬先生の厳選馬
馬情報 短評 5 ノーブルスアーク 福島芝2000mの新馬戦で15番人気ながら先行して0.4秒差5着と内容はかなり優秀で、タフな条件で踏ん張れるスタミナと先行力を既に示している一頭。今回は中山芝1800mへの距離短縮に加え、減量騎手起用で実質負担重量も軽くなり、展開次第では前残りの穴パターンが十分に見込める。シルバーステート産駒で芝の中距離適性は高く、叩き2戦目の上積みも含めて人気以上の走りが期待できるため、◎◯▲△☆とは異なる独自の穴として推奨。 推奨買い目とその根拠
🎯 本線(回収率重視)
馬券種:馬連 14-1, 14-8, 14-2, 14-16(想定4〜15倍)
- 根拠:本命◎14テルケンレンスキーの先行力と安定感を軸に、素質最上位の◯1ボニープリンス、同型先行で持続力型の▲8ワインダークシー、実績安定の△2マイネルヴェーゼン、配当妙味の☆16クールフィデルへ流す形。能力・ローテ・血統面で明確に上位と見ている4頭を相手とすることで、的中時の配当と信頼度のバランスを最重視。
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推奨投資額:2,000円(各500円×4点)
📈 抑え(的中率重視)
馬券種:3連複 14-1-8, 14-1-2, 14-1-16(想定10〜30倍)
- 根拠:軸は◎14と◯1の能力上位2頭とし、それに▲8・△2・☆16を1頭ずつ組み合わせる3連複フォーメーション。14と1が揃って馬券圏内に来る可能性は高く、そのうえで3番手候補がどれになるかという視点で的中率を高める狙い。馬券種を3連複にすることで多少の紐抜けリスクを軽減。
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推奨投資額:600円(各200円×3点)
💎 大穴狙い(一発逆転)
馬券種:3連単 14→1→8, 14→8→1(想定40〜80倍)
- 根拠:展開的に主導権を握りやすい14の頭固定とし、末脚鋭い1と先行持続型の8を2・3着に据える形。14がマイペースで運び、直線で抜け出すシナリオを前提に、1・8が差し/先行のポジション取り次第で着順が入れ替わるパターンを拾いにいく一発逆転構成。上位拮抗の中で着順一点読みになるため点数を絞り、高配当を狙う。
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推奨投資額:400円(各200円×2点)
推奨投資額合計:3,000円
展開予想
スタート直後は外から14テルケンレンスキーがハナ、内から8ワインダークシーと2マイネルヴェーゼンが好位を狙い、さらに16クールフィデルや7ダイユウアレグロが先行集団に取りつく形。1ボニープリンスは折り合いを優先して中団内目、5ノーブルスアークや9セイントクーヤも好位〜中団あたりのポジション取りを想定。
向正面では14がペースをコントロールしつつ、8・2・16がその直後を追走、中団に1・5・9・11、後方に差し脚質の一部が構える隊列。3〜4コーナーで8と16が早めに14に並びかけ、それを見ながら1・2・5あたりが進出を開始。直線では14が粘り込みを図るところへ、外から1ボニープリンスが鋭く伸び、内〜中団から8・2・16がしぶとく食い下がる形をイメージ。この展開で最も恩恵を受けるのは自分のリズムで運べる14と、溜めて切れる1で、逆に極端な追い込み一辺倒のタイプや、外枠から無理にポジションを取りにいく馬はロスが大きくなり不利になりやすい。
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