- 開催日: 2025年12月7日(日曜)
- 開催回: 5回中京2日
- 発走時刻: 11時35分
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距離: 1600メートル(芝・左)
レース傾向分析
中京芝1600mはスタート後すぐコーナーで極端な前傾ラップになりにくく、直線は長く瞬発力+持続力が問われる舞台。内外の極端な有利不利は小さく、道中で無駄脚を使わずに4角でスムーズに加速できる中団〜好位差しが有利になりやすい。今回は先行馬がそこそこ揃い平均ペース想定で、直線でしっかりと瞬発力を使える素質馬を上位評価したいレース。
軸馬先生の本命馬
印 馬情報 スコア 短評 ◎ (14) リピ 96.80 デビュー戦の東京芝1600mで1:34.9の好時計2着と素質の高さを証明。道中は3番手からセンス良く立ち回り、上がり34.8と加速力も上位。ロードカナロア産駒で中京の平坦コース替わりは歓迎で、2戦目の上積みも大きいタイミング。前走同様に先行〜好位で運べれば、直線は押し切りまで十分狙える総合力の高い本命候補。 本命は新馬戦で既に完成度の高い走りを見せた14リピ。東京マイル良馬場での走破時計・ラップともに未勝利としては水準以上で、展開に依存しにくい先行力と終いのキレを兼備している点を高評価。中京マイルへのコース替わりでも同様の競馬ができる枠とメンバー構成で、素質・安定感・展開面のバランスから軸として最も信頼できる1頭と判断した。
注目馬
印 馬情報 スコア 短評 ◯ (13) トライアンフパス 94.90 既に【0-3-1-1】と安定した成績で、中京芝1600mでも1:34.3の好時計2着と舞台適性は証明済み。1400〜1600mで常に上位争いしており、豊富な実戦経験は同世代の中で大きな武器。ベンバトル産駒らしい持続力ある先行力で、中団前めから早めに抜け出す形が理想。鞍上ルメールへの乗り替わりも大きなプラスで、勝ち切りまで十分狙える有力どころ。 ▲ (10) ジューンアゲイン 92.30 新馬戦でいきなり芝1600m2着、続く1800m未勝利でも逃げて0.2秒差4着と、先行して粘れるレースセンスが魅力。リオンディーズ産駒で中距離寄りのスタミナを持ちつつ、マイル戦でも楽に先行できるスピードを併せ持つタイプ。中京マイルなら距離短縮気味となり、前半楽に運べれば最後まで粘り込みが可能。展開次第ではそのまま押し切るシーンも。 △ (6) ベンティガオルサ 89.70 東京2000m新馬で3番手から0.7秒差4着と芝適性を見せ、続く京都ダ1800mでも2番手から5着と大崩れなし。今回は芝マイルへの条件替わり+ブリンカー着用と変わり身材料が揃う。シルバーステート産駒で、スピード寄りの芝替わりはむしろ歓迎の可能性が高く、スムーズに先行できれば一気の前進も。馬体も大きく、叩きつつ良化してきそうなタイミングで怖い1頭。 ☆ (2) アパレイユ 88.40 新馬戦2着、中京1400m4着と芝短距離で安定した末脚を見せている牝馬。前走は人気を背負いながらも差し届かずの7着だが、上がりはまずまずで悲観する内容ではない。距離延長のマイル戦で道中のペースが落ち着けば、これまでより楽に追走できて終いの脚をさらに生かせる可能性が高い。展開がハマれば外から差し込んでの2〜3着食い込みは十分視野に入る。 13データベース詳細診断
🎯 波乱度指数:45(普通)
- 上位は14・13・10と能力・実績がしっかりしている組が揃っており、軸自体は比較的堅い構成。
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一方で、6・9・12など「2戦目」「条件替わり」「馬具替わり」の変わり身候補も多く、相手・着順の入れ替わり次第で中穴決着の余地は十分残っている。
🏇 穴馬激走シグナル
- 該当馬:6 ベンティガオルサ、9 ベネディクション
- 根拠:6は芝→ダ→芝と条件替わりに加えてブリンカー着用初戦。前走はダ1800で2番手から5着と内容は悪くなく、芝マイル替わりでスピードを生かせれば一変パターン。9はエピファネイア×ディープインパクトの良血で、新馬戦は差のない8着。叩き2戦目で上積みが見込め、ペース次第では中団からの差し込みが決まる可能性。
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激走確率:ベンティガオルサ 17%、ベネディクション 15%(2歳芝マイルの条件替わり・2戦目のパフォーマンス向上率から算出したイメージ値)
🧬 血統×馬場相性TOP3
- 14番:ロードカナロア×Giant's Causeway=95点
父は中京マイルで多数の好走馬を出す万能スプリマイラー血統。母系が欧州型でスタミナを補完しており、瞬発力と持続力をバランス良く兼備。良馬場の中京芝1600mはベスト条件に近い。
- 13番:ベンバトル×マツリダゴッホ=93点
父は持続型の先行力に秀でた欧州血統で、直線の長いコースで長く脚を使えるタイプを出しやすい。母父も小回り・タフな馬場に強く、中京の坂・ロングスパート戦に高相性。
- 10番:リオンディーズ×マンハッタンカフェ=92点
中距離志向のスタミナ血統で、スローからのロングスパート戦に強い組み合わせ。マイルでも先行力を生かせればしぶとく脚を使え、中京芝1600mの平均ペース戦は好舞台となる。
🎪 調教師パターン該当
- 14番:ロードカナロア×Giant's Causeway=95点
- 西園翔太厩舎(14 リピ):新馬戦好走後、間隔を詰めすぎず中3〜4週で同距離に使ってくるときは勝ち上がり率が高いパターン。初戦からの内容も優秀で、ここは「決めに来た」ローテ。
- 宮徹厩舎(13 トライアンフパス):同クラスで安定して馬券圏に来ている馬を、得意条件の中京マイルに再投入する際は勝負気配が強い傾向。ルメール確保も明らかな一戦必勝型。
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長谷川浩大厩舎(10 ジューンアゲイン):逃げ・先行型を2~3戦同条件に続けて出走させることで完成度を高めるタイプで、ここは3戦目・距離レンジ内でのローテと「狙ってきた」局面。
穴馬先生の厳選馬
馬情報 短評 (9) ベネディクション エピファネイア×ディープインパクトの良血で、新馬戦は8着ながら1:35.6と時計自体は悪くない内容。道中は中団からスムーズに運び、直線も脚は使っており、叩き2戦目での上積みが大きく見込めるタイミング。中京芝1600mは新馬戦と同距離で、経験を生かして道中の位置取りを少し前に取れれば、一気に掲示板以上へと浮上する余地十分。人気は14・13・10に集中しやすく、オッズ妙味のある穴馬としてピンポイントで狙いたい1頭。 推奨買い目とその根拠
🎯 本線(回収率重視)
馬券種:三連複フォーメーション(想定倍率 10〜40倍)
- 買い目:
- 1頭目:14 リピ
- 2頭目:13 トライアンフパス、10 ジューンアゲイン、6 ベンティガオルサ
- 3頭目:13 トライアンフパス、10 ジューンアゲイン、6 ベンティガオルサ、2 アパレイユ、9 ベネディクション
(合計12点)
- 根拠:軸には完成度と素質が抜けている14を据え、2列目に勝ち切り候補の13・10と変わり身期待の6を配置。3列目は本命サイド+穴馬候補を組み合わせ、中穴決着も逃さない構成とした。14が馬券圏内に入る前提で、相手関係の入れ替わりによる配当アップを狙う。
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推奨投資額:1点100円 × 12点 = 1,200円
📈 抑え(的中率重視)
馬券種:馬連(想定倍率 3〜15倍)
- 買い目:14-13、14-10、13-10(計3点)
- 根拠:14・13・10の3頭を能力上位と見て、その組み合わせで的中率を確保。14が凡走した場合でも13-10のラインを押さえることで、先行有利な展開時の押し切り決着にも対応する。未勝利戦での大きな取りこぼしを避けるために、シンプルかつ堅めの保険として設定。
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推奨投資額:1点300円 × 3点 = 900円
💎 大穴狙い(一発逆転)
馬券種:ワイド(想定倍率 8〜30倍)
- 買い目:6-14、6-13、6-10(計3点)
- 根拠:穴馬激走シグナル該当の6ベンティガオルサを軸に、本命〜対抗級の14・13・10とのワイドで一発狙い。6が芝替わり+ブリンカー効果で前進した際、人気上位馬との組み合わせで比較的高配当が期待できる構成。三連系より点数を絞りつつ、一撃で本線分をまくれるバランスを意識した。
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推奨投資額:1点200円 × 3点 = 600円
推奨投資額合計:1,200円+900円+600円 = 2,700円
展開予想
スタート直後は、内から10ジューンアゲイン・11ヤクジョが積極的に出して行き、外から13トライアンフパス・6ベンティガオルサも先行争いに加わる形。14リピ・8テイエムアイランはその直後、中団前めの好位を確保し、2アパレイユ・9ベネディクション・12プリュスエクラあたりが中団〜やや後方から追走。向正面では先行勢がある程度隊列を整え、平均ペースで淡々と進む想定。3〜4コーナーで13・14・10が早めに仕掛け、直線入口では先頭集団を形成。直線では14が馬場の良いところへ持ち出してスパートし、内で粘る10・外から伸びる13との叩き合いが本線シナリオ。この流れで最も恩恵を受けるのは、好位から脚を温存できる14リピと、同じく前めに構えられる13トライアンフパス。一方、序盤で脚を使い過ぎる11ヤクジョや後ろ過ぎる1トンガリボウシは、ペースと位置取りの影響で伸びきれず苦しい展開になりやすい。
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