12レース　第139回目黒記念 GⅡ

レース傾向分析

重馬場の東京芝2500mはスタミナと持続力、加速性能が求められる。特に今開催は外差し馬場傾向が強まっており、末脚が確実な馬が有利。ペースは平均からややスローで、道中で動ける馬や位置取りに融通が利く差しタイプに展開が向くと予測。斤量差の影響が出やすいハンデ戦で波乱含み。

印	馬情報	スコア	短評
◎	(10) アドマイヤテラ	96.2	重馬場でもパフォーマンスを落とさず、スタミナ型の持続力血統。武豊騎乗で操縦性も高く、長距離戦の立ち回りは安定感抜群。前走内容も着差以上の完勝で、斤量面も問題なし。

成長力を感じさせるローテと距離適性に加え、コース形状・馬場状態・展開の全てに適合する本命馬。斤量バランスも絶妙。

印	馬情報	スコア	短評
◯	(8) スティンガーグラス	94.8	キズナ産駒らしく重馬場にも強く、ルメールとのコンビも継続。中山2500mでの勝ちっぷりから東京でも対応可能で、末脚の破壊力は随一。
▲	(1) サンライズソレイユ	93.6	距離延長と馬場への適応力、さらに前走内容から成長曲線にある。好位から運べる脚質も展開有利に働きそう。
△	(16) ハヤヤッコ	92.7	昨年の目黒記念勝ち馬で条件実績上位。重馬場やハイペースでの浮上力に定評があり、ブリンカー再装着で集中力も改善。
☆	(4) マイネルクリソーラ	91.9	東京適性高く、前走は着差以上に中身の濃い内容。差し馬場で展開が向けば馬券圏も十分可能。

馬情報	短評
(18) ニシノレヴナント	重賞でも善戦し続ける実績馬。末脚のキレは控えめだが持続力に富んでおり、重馬場の外差し展開がハマれば浮上可能。斤量55kgも魅力で、前走の内容からも軽視禁物。

馬情報	理由
(6) ミクソロジー	長期休養明け以降の成績が低迷。ブリンカー装着も今回は劇的改善までは期待薄。
(5) アスターブジエ	展開や馬場適性の後押しに乏しく、近走でも末脚不足を露呈。クラス慣れに時間を要するタイプで消し。
(13) マキシ	状況的に展開向かず、持ち時計・末脚ともに通用しにくい内容で信頼度低。

スタート直後は内枠のサンライズソレイユやヴェルミセルが先行、ハヤヤッコは中団後方で折り合いを意識。向正面でペースは落ち着き、外から進出する馬も出てくるが、大きな縦長にはならない見込み。最終コーナーでは外からアドマイヤテラ、スティンガーグラスらが徐々に進出、直線での持続力勝負へ。

展開恩恵を最も受けるのは【アドマイヤテラ】。逆に不利を受けやすいのは先行勢で切れ味に欠ける【ミクソロジー】や【アスターブジエ】。

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